「還元率」という言葉はご存知でしょうか?100%を基準として、それ以下なら運営側、それ以上ならプレイヤー側に儲けが出る数値です。例えば90%なら10,000円投資すると1,000円損し、110%なら10,000円投資すると1,000円儲かる…といった具合です。

基本的に還元率は100%を超える値はありませんが…100%に近かったり、条件次第で100%を超えるゲームは存在します。

例えば「ブラックジャック」ならベーシックストラテジーと呼ばれる最適手を使用すると99~99.5%前後になります。

しかしブラックジャックはカードのデッキ数(カードを何組使用するか)やサレンダー(降参)の有無など細かい亜種やルールが存在するため、正確な還元率を把握することは困難です。

ですが、テーブルゲームにはブラックジャックとほぼ同等の還元率を誇るゲームも存在します。そのゲームとは…「JACKS OR BETTER(ジャックスオアベター)」。

こちらにもブラックジャックと同じようにベーシックストラテジーが存在し、還元率は99.54%になります。

今回はこの「ジャックスオアベター」と、条件次第では還元率100%を超えてしまう上位互換の「MEGA JACKS(メガジャックス」についても解説します。

ジャックスオアベターとメガジャックス

こちらではブラックジャックに匹敵する還元率の「JACKS OR BETTER(ジャックスオアベター)」と、ジャックポット機能を搭載した上位互換の「MEGA JACKS(メガジャックス)」について解説します。

1.ブラックジャックよりもジャックスオアベターをおすすめする理由

「ジャックオアベター」という名称ですが、日本でいう「ポーカー」と全くルールは同じです。提供しているオンラインカジノによって配当金が異なったりしますが、違いはそのくらいでブラックジャックよりも細かい部分はありません。

また、ブラックジャックは最大でも「ブラックジャック」の役で2.5倍の配当金ですが、ジャックスオアベターの場合は最高役のロイヤルフラッシュで800倍もらえます!

ブラックジャックでもサイドベットなどを使用すると最高で100倍の配当金を得られますが、還元率が下がるためベーシックストラテジー(最適手)では通常使用しません。

その点、ジャックスオアベターならベーシックストラテジーを使いつつ、常に一攫千金を狙える…という夢があります。

2.ジャックスオアベターの役の配当金

同じ「ジャックスオアベター」でもゲームメーカーによって配当金が異なったりします。還元率99.54%を確保できる「ジャックスオアベター」の役の倍率は以下の通りです。

ジャックスオアベター(絵札以上のワンペア)…1

ツーペア…2

スリーオブアカインド(スリーカード)…3

ストレート…4

フラッシュ…6

フルハウス…9

フォーオブアカインド(フォーカード)…25

ストレートフラッシュ…50

ロイヤルフラッシュ…800

ロイヤルフラッシュは実際800倍ですが、4,000と表記されている場合が多いです。

上記はコイン5枚掛けの場合です。1枚掛けの場合、ロイヤルフラッシュが250倍になり還元率も下がります。

この数値以外の「ジャックスオアベター」は基本的に還元率が99.54%を下回るので注意しましょう。

3.ジャックスオアベターのベーシックストラテジー

最初に配られたカードに対する操作で、数字の少ない上の方から優先します。

必ずコインは5枚掛けにしてください。

1 フルハウス以上の役…全てホールド

2 ロイヤルフラッシュまであと1枚…残り4枚をホールド

3 フラッシュorストレートorスリーカード…それぞれの役をホールド

4 あと1枚でストレートフラッシュ…残り4枚をホールド

5 ツーペア…ツーペアの4枚をホールド

6 ハイペア (絵札以上のペア)…ハイペアの2枚をホールド

7 あと2枚でロイヤルフラッシュ…残り3枚をホールド

8 あと1枚でフラッシュ…残り4枚をホールド

9 ローペア(10以下のペア)…ローペアの2枚をホールド

10 あと1枚でストレート(両面待ち)…残り4枚をホールド

11 同じ柄のハイカード(絵札以上のカード)…ハイカードをホールド

12 あと2枚でストレートフラッシュ…残り3枚をホールド

13 違う柄の2枚のハイカード

(違う柄の3枚以上のハイカードがある場合、低位の2枚をホールド)…それぞれホールド

14 同じ柄で10とJackまたは10とQueen、または10とKing…それぞれホールド

15 ハイカード1枚のみ…ホールド

16 以上全てに含まれない場合…全て交換

4.還元率100%OVER!?メガジャックス

「MEGA JACKS(メガジャックス)」はプレイテック社のゲームで、ジャックポット機能付きのジャックスオアベターです。最高役のロイヤルフラッシュをジャックポットとしています。

賭け金額は0.25ドルの5枚掛けで1.25ドル固定です。通常の「ジャックスオアベター」なら、この賭け金額でロイヤルフラッシュを引くと1,000ドル獲得できます。

メガジャックスの場合、ジャックポット金額が1,220ドル以上なら還元率100%を超えます。知っているプレイヤーも多いのか、ジャックポットの金額が1,200ドルを超えると非常に早くジャックポット金額が加算されていきます。5,000ドルを超えると還元率は約110%になります!

「ロイヤルフラッシュ」の確率は低いため1,000ドルを突破した時点でゲームを始めるのもアリかもしれませんが、ジャックポット放出直後は300ドル程度になるので様子を見ましょう。

現在は「ジパングカジノ」系列、「ワイルドジャングルカジノ」などのオンラインカジノでプレイ可能です。

5.派生形のジャックスオアベター

ジャックスオアベター、メガジャックス以外にもルールが似た亜種があります。もしこれらのゲームをプレイする場合は、還元率もベーシックストラテジーも変わることに注意してください。

「2Ways Royal」は、最高役のロイヤルフラッシュが2つあるジャックスオアベターです。還元率は99.13%…と2009年12月までは言われていたそうですが、実際は99.7977%あるということが分かりました。しかしベーシックストラテジーが複雑で、攻略は難しいです。

「テンズオアベター」は「ジャックスオアベター」の役に加え、10図柄でも1倍の配当があります。その代わりフルハウスの配当金を6倍程度に抑えたりなどしています。還元率は約99.1%。

「エースアンドフェイス」は「エース」の役が強く、フォーカードを出すとストレートフラッシュよりも配当金が高くなります。還元率は約99.26%。

「ジョーカーワイルド」は「ジャックスオアベター」に「ジョーカー」を加えたゲームです。「ジョーカーポーカー」と呼ばれることもあります。「ジョーカー」の影響で低い役のペイアウトが下がっていますが、「ロイヤルフラッシュ」で1,000倍、「ファイブカード」で200倍など高い役のペイアウトが上がっています。還元率は98.6%。

「オールアメリカン」は単に高い役の配当を高く、低い役の配当を低く設定した「ジャックスオアベター」です。還元率は98.5%。

「デュースワイルド」は「2」をワイルドカード(ジョーカーのような役割)とした「ジャックスオアベター」です。「2」のフォーカードをつくると200倍の配当金が得られます。還元率は98.9%。

ここをクリックして詳しいポーカーのルールを合わせてご確認ください。

オンラインカジノのジャックスオアベター攻略|まとめ

いかがでしたか?

他、「ヴィーナスポイント」を利用出来るオンラインカジノなら送金時に0.6%、着金時に0.2%還元されます!

これだけでも還元率99.2%以上のゲームをプレイすれば計算上は儲かります。さらに、それぞれのオンラインカジノサイトでボーナスを活用すればそれ以上の効果があるでしょう。